親子で読書コーチング

2児の母でもある書店員ライターが、子どもの学力アップのための情報や家庭で『読書習慣』をつけるコツ、おすすめ本などをご紹介します。

あなたは繊細さん?「気にしすぎかな」と思ったときに読みたい本とHSPについて

こんにちは!梅雨時ですが、私の住む地域は今日はとてもいいお天気で、洗濯もはかどります。気分は上々ですが、最近は更年期障害も影響しているのか、なんだかイライラしたり、気分が落ち込んだりすることも・・・

なので今日は、メンタル面のサポートに役立つ本などをご紹介します。

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アスリートのメンタル

最近、テニスの大坂なおみさんのことがいろいろと報道されていましたね。試合後のインタビュー拒否に関する騒動のあと、ご自身の症状(うつ病に苦しまれていたそうです)を公表されました。アスリートのメンタルサポートやメディアとの関係など、今後改善していかないといけないことが多い、ということを周知させる出来事だったのではないかと思います。

 

なおみさんほどのトップアスリートのストレスは、私の想像の域を超えるほどだと思います。さらに、なおみさんの周囲のかたによると彼女は「とても繊細な人」らしく、ご自身も「メディアで自分のことを話すのは苦手」と言われています。そんな中でずっとがんばってらしたんだな~と思うと、なんかせつなくなりますね・・・ゆっくり休んで、また元気な姿を見せてほしいです。

 

あなたは繊細さん?

周りの人に必要以上に気を使いすぎたり、いろんなことが気になってクヨクヨしすぎる人のことを、最近では“繊細さん”という言葉で表現することがあります。これはベストセラーになっている下記の本の影響が大きいようです。

 

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる

「繊細さん」の本

武田友・著 飛鳥新社

 

ご自身もHSPであり、日本でも珍しいHSP専門カウンセラーである著者による本で、多くの人に「私、“繊細さん”だったんだ!!」と気づかせたベストセラー本です。職場の書店でもよく売れています。

 

HSPとは?

HSPは「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の頭文字をとった略語。「生まれつき非常に感受性が強く、敏感な気質を持った人」のことをこう呼びます。

最近では5人に1人が繊細さん(=HSP)らしく、

  • まわりに機嫌が悪い人がいるだけで緊張する
  • 相手が気を悪くすると思うと断れない
  • 細かいところまで気づいてしまい、仕事に時間がかかる
  • 疲れやすく、ストレスが体調に出やすい

というような傾向がある人は、“繊細さん”である可能性が高いそうです。この本には考え方や対処法など「超・実践テクニック」が詰まっているので、読んで「人間関係や仕事がラクになった」という人が多く、いろんなメディアでも取り上げられています。

「神経質」とか「完璧主義」と言われるとイヤな気がしますが、「繊細さん」という表現はやわらかく、「私、繊細さんだったんだ」と肯定しやすくなりますよね。

ちなみに私自身は、若干周りを気にする傾向はありますが、本来がマイペースでいい加減な部分もあるので、“繊細さん(HSP)”ではないかな、と思っています。

 

 

SNSが気になる人は

繊細さん(=HSP)ではないけど、SNSで幸せそうな人や楽しそうな人を見たときに嫉妬してしまう、周囲の言動に振り回されて気疲れしてしまう、という人はこちらの本のほうがあうかもしれません。

 

多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。

jam・著 名越康文・監修 サンクチュアリ出版 

すでに大ヒット本になっているのでご存じの人も多いと思いますが、いまだに職場の書店でも売れていて、よく品切れになります。

  • 嫌な人や苦手な人がいる
  • 理不尽な目にあって、忘れられない
  • SNSで人の幸せに嫉妬してしまう
  • SNSに書かれている悪口が、自分のことに感じる
  • みんなにいい人を演じて疲れる

という人の心がちょっと軽くなるような、考え方のヒントが満載です。可愛いネコちゃんのイラストや4コママンガにも癒されます。

相手の言動にクヨクヨして落ち込んでても、多分その相手はまったく気にせず「パフェでも食ってるよ」。この本のタイトルにもなっていますが、考え方をちょっと変えるだけで、気持ちがグンとラクになります。SNSネイティブで友だち関係に悩みがちな小学校高学年~中高生にもいいかもしれません。この本はシリーズもたくさん出ているので、親子で読んでみてくださいね。



今日も長文をお読みいただき、ありがとうございます!

また機会があれば、HSPの子ども版、HSC(Highly Sensitive Child)についてもご紹介したいと思っています。