親子で読書コーチング

2児の母でもある書店員ライターが、子どもの学力アップのための情報や家庭で『読書習慣』をつけるコツ、おすすめ本などをご紹介します。

子どもの『語彙力』を伸ばすには?インプットとアウトプットを繰り返して楽しく!

こんにちは!今日は、話題のドラマ「ドラゴン桜」でも取り上げられていた『語彙力』をつける方法についてお伝えします。 

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連想ゲームで楽しく

学力を伸ばすためにも『語彙力』をつけることは重要な要素ですよね。先日(5/23)に放送された「ドラゴン桜」では、語彙力をつける方法として、“ゲーム”をすることを薦めていました。

ゲームといってもTVゲームやボードゲームではなく、“言葉遊びゲーム”のようなもので、ドラマでは「マジカルバナナ」を取り上げていました(「マジカルバナナ」は1990年代に放送されたバラエティ番組「マジカル頭脳パワー」から生まれた、リズムに合わせて言葉をつなげていく連想ゲームのようなゲームです)。

家族や友だち同士で、楽しく遊びながら、語彙力がついていくのは理想的ですよね!小さなお子さんがいるご家庭は特に、このような連想ゲームやしりとりなどで普段から“言葉”を遊びに取り入れていると、自然とお子さんの語彙は増えていくと思います。

 

インプット&アウトプット

将来的に勉強や仕事で役立つような語彙力をつける方法としては、インプットとアウトプットを繰り返していくことが効果的です。

 

インプットは言葉や情報を頭に入れること。アウトプットはインプットした言葉や情報を使うことですが、このインプットとアウトプットを繰り返すことで、本当に“使える”語彙力が身につきます。

 

この「インプットとアウトプットで語彙力を鍛える」という方法は、言葉に関する著書が膨大にある齋藤孝さんの「語彙力こそが教養である」を参考にしています。本書は大人向けで、ビジネスなどで使える語彙力のつけ方を指南していますが、考え方としてはお子さんの場合でも同じです。

そもそも、親や周囲の大人の語彙がとぼしいと、そんな大人と接している子どもも語彙がとぼしくなってしまうので、ぜひ、お父さん、お母さんも一緒に語彙をインプット&アウトプットしていっていただきたいと思います。

 

【参考文献】

語彙力こそが教養である(角川新書)

 齋藤孝・著 KADOKAWA

 

 

言葉をインプットする方法

お子さんが言葉をインプット していく方法としては、

  1. 本を読む
  2. 新聞を読む
  3. ドラマや映画を観る
  4. 音楽を聴く
  5. いろんな人の話を聞く

などが挙げられます。

 

1の読書は欠かせない項目だと思いますが、ジャンルは幅広く、物語本から知識本、図鑑、辞書、マンガなどまで、いろんな本で言葉を吸収してほしいです(読書で語彙力をつける方法は、また後日詳しくご紹介したいと思っています)。

 

2の新聞は「読売kodomo新聞」や「朝日小学生新聞」などの子ども向け新聞がおすすめです。大人が読んでも面白く、難しいことがわかりやすく書かれているので大人も勉強になりますよ。

 

3のドラマや映画を観ることでも、いろんな言葉に出会えます。子どもには少し難しそうな職業系ドラマや大河ドラマも、新しい言葉に出会える要素がいっぱいあります。

 

4の音楽では、アイドルやJ-POPなど好きな歌の歌詞からも言葉がたくさん学べます。子どもはよく意味が分からずに歌っていると思いますが、「その言葉、どういう意味?」と聞いてみたり、「この英語はこういう意味だよ」と教えてあげるといいと思います。

 

5の「人の話を聞く」は、普段よく接している家族や先生以外に、祖父母や親戚、親の仕事関係の人などの話を聞くこと。知らなかった言葉に出会え、視野も広がります。今どきのお子さんはYouTubeを観ることも多いと思いますが、それもまた知らない言葉に出会う機会の1つです。

 

言葉をアウトプットする方法

次は言葉をアウトプットする方法ですが、

  1. 音読する
  2. 手紙や日記、作文を書く
  3. ゲームをする
  4. いろんな人と会話する

などが挙げられます。

 

1の音読は、名作や気に入った文章を声に出して読むこと。覚えてしまうくらいに何度も何度も音読することで、語彙がしっかり身につきます。

 

2はインプットした言葉を文章の中でどんどん使っていく作業です。勉強はあまり意識せず、友だちや祖父母に手紙を書いたり、普段から日記をつけることで、覚えた言葉の実際の使い方や自分の気持ちを表現するのにどの言葉が適切か、などが分かるようになります。

 

3は前述にもあるように、連想ゲームやしりとり、クロスワードパズル、なぞなぞ、3ヒントクイズなどの“言葉遊びゲーム”です。語彙力がないとゲームにすぐ負けてしまうので、負けず嫌いのお子さんほど、言葉へのアンテナが敏感になり吸収力もアップするはずです。

 

4はいろんな人との会話で語彙力を磨いていくこと。自分の気持ちの伝え方や、目上の人としゃべる時の言葉の使い方などは、会話の経験を積むことで身につきます。

 

また、家族との会話では、親はお子さんの言葉が出てくるよう質問を工夫してください。例えば「遠足はどうだった?」という問いかけに「楽しかったよ」と返ってきたら、そこで終わらず、「何がどう楽しかったの?」と聞いてみる。「お弁当の時間に友だちと面白い話をしながら食べたのがすご~く楽しかった!」「へぇ~面白い話ってどんな話?」など。子どもが「ヤバイ」「ウザイ」「カワイイ」のような安易に使いがちな言葉を使った時には、他の言葉で言い替えるよう促してみてください。いろいろ考えながら話をすることで、言葉の使い方が上手くなっていきます。

 

以上、簡単に紹介しましたが、参考になりそうでしょうか?語彙のインプットとアウトプットを繰り返して、親子で語彙力をつけていってくださいね。

 

最後まで長文をお読みいだだき、ありがとうございます!

また何かお役に立ちそうな情報があれば、ご紹介しますね。