親子で読書コーチング

2児の母でもある書店員ライターが、子どもの学力アップのための情報や家庭で『読書習慣』をつけるコツ、おすすめ本などをご紹介します。

東大生が選んだ『勉強になるアニメ』(「林修の今でしょ!講座」より)

ステイホーム中のGW最終日、いかがお過ごしですか?

家でテレビを見たり、ゲームをしたり、というお子さんも多いと思いますが、「どうせなら少しでも勉強の役に立つことをしてほしい!」という親御さんの参考になりそうな番組が昨日(5/4)放送されていましたのでご紹介します。

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『勉強になるアニメ』ベスト20

昨晩、テレビで放送されていた「林修今でしょ!講座」(テレビ朝日)で、「現役東大生500人が選んだ『勉強になるアニメ』」をランキング形式で紹介していました。

(予告編はこちらをご覧ください↓)

post.tv-asahi.co.jp

 

ざっと、20位からのランキングと「何の勉強に役立つか」というポイントをご紹介します。

 

20位 『鬼滅の刃

大正時代の日本の様子がよくわかる

 

19位 『恋する小惑星(アステロイド)』

地学についてわかりやすく学べる

 

18位 『ベルサイユのばら

世界史の勉強になる 教科書では詳しくわからないフランス大革命時代の様子がよくわかる

 

17位 『鋼の錬金術師

科学についてわかりやすく学べる

 

16位 『ちはやふる

百人一首が覚えられる 古典が理解しやすい

 

15位 『約束のネバーランド

ビジネスの勉強になる 「クリティカル・シンキング」がよくわかる

※「クリティカル・シンキング」とは、ある時点における最適な方法を導くために、目の前の事象や情報をうのみにせず、「それは本当に正しいのか」という疑問を持ってじっくり考えて結論を出すこと。番組ではある東大生が、アニメでハウスを抜け出す子どもたちがとった行動について、「クリティカル・シンキング」の話をしていました。

 

14位 『進撃の巨人

世界史の勉強になる 「民族の対立」がテーマなので、考えの違いについて学べる

 

13位 『名探偵コナン

雑学やトリック、暗号などに詳しくなる

 

12位 『ドラえもん

科学技術に興味が持てる

 

11位 『呪術廻戦』

数学について学べる

 

10位 『文豪ストレイドッグス

日本文学の知識が身につく 有名作家と代表作が覚えられる

 

9位 『ゴールデンカムイ

明治時代のアイヌ民族が出てくるので、アイヌ民族・文化について学べる

アイヌ文化の教授もアニメを絶賛されていました。

 

8位 『DEATH  NOTE』

論理的思考が身につく

 

7位 『もやしもん

細菌について視覚で理解できる

 

6位 『新世紀エヴァンゲリオン

聖書や神話に興味が持てるようになる

 

5位 『ポケットモンスター

ポケモンの名前や必殺技で言葉(四字熟語や英単語)が学べる

 

4位 『銀の匙 Silver Spoon』

農業や酪農がテーマで、食育や「命の大切さ」も学べる

農林水産省の「コンテンツ・アワード・オブ・フード・カルチャー大賞」を受賞したアニメでもあるそうです。

 

3位 『キングダム』

世界史が学べる 中国の戦国時代の国名などが覚えやすい

※東大の中国人留学生も「自国の歴史で知らなかったことを、このアニメで知った」と言っていました。

 

2位 『Dr.STONE

科学と物理の勉強になる 理科が苦手な人でも取っ掛かりやすい

※番組では東進の先生がアニメにも出てくる『動滑車』の説明をしていました。

 

1位 『はたらく細胞

生物の勉強になる 体の仕組みが学べる 

※授業でアニメを観ながら教えている中学校もあるそうです

 

以上がベスト20です。

(番組では、間に「歌詞がスゴい歌」の発表もありましたが、ここでは割愛させていただきます)

 

東大生のアニメの観方

番組では、リモート登場の現役東大生たちがおすすめポイントを紹介していましたが、詳しく説明してくれたアニメと、さっと流されてしまったアニメがありました。私は録画せず観ていたので、聞き流してしまったものもあり、おすすめポイントの紹介があまり詳しくなくて申し訳ありません。

 

とにかく、上記20作品は、観方によっては学べる要素がたくさんあるアニメなので、動画配信サービスなどで観ることができたら、お子さんの興味や苦手分野に合わせて観てみてくださいね。

 

それにしても、東大生のアニメの観方は、一般人と少し違うのか、と驚くインタビュー映像もありました。特に『約束のネバーランド』で出てきた「クリティカル・シンキング」がわかる、という意見など。

 

他にも、登場人物の服装や使われている音楽など、細かいところまでよく見ている人が多く、ただボーッと観るのではなく、じっくり観ていろいろ考えることでアニメから深く学ぶことができるんだな~と感心しました。

 

はたらく細胞』について

わが家では、家族4人揃って、アレコレ予想しながら番組を観ていました。上位のランクインは予想通りで、特に1位の『はたらく細胞』はコミック本も家にあって、息子たちの大好きなアニメでもありました。

 

ちなみに、次男は小5の夏休みの自由研究で『はたらく細胞』を取り上げて、細胞や身体の仕組みについてまとめました。小学生レベルなので簡単なまとめ方になりましたが、理科があまり得意ではない次男でもなんとか取り組むことができました(長男は小学生の時から理科が大好きで、夏休みの自由研究で表彰されたこともあったのですが・・・)

 

また、職場の書店でも、少し前ですが、小学3・4年生くらいの男の子を持つお父さんが来店され、「『はたらく細胞』の本、ありますか?」と聞かれたことがあります。このお父さんは、どこかで「『はたらく細胞』は子どもでも楽しく読めて、わかりやすいらしい」と聞いてきたようでした。

 

結局、コミック本ではなく、小学生向けの図鑑を買っていかれました。こちらの本もかなりおすすめなので(小学中学年~)、興味のある方はチェックしてくださいね!

 

 

今日も長文をお読みいただき、ありがとうございます!

また何か役立ちそうな情報があればご紹介させていただきますね。

経産省のウェブ図書室「スティームライブラリー」を活用しよう!

こんにちは!

コロナ禍で緊急事態宣言が出ている地域もあり、いろんな我慢が強いられる毎日ですね。

家で過ごす時間も多いと思いますで、今回はオンラインで学べるサイトなどをご紹介します。

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読書のチャンス!!

コロナの影響でお出かけできず、家にいることも多いこんな時こそ、親子で読書をするチャンスです!

 

私が住む兵庫県では緊急事態宣言が出てしまっていますが、とりあえず息子たちが通う学校は休校することなく、いろんな制限はあるものの登校しています。

 

わが家の近くの図書館も、閲覧室や自習室は閉鎖されていますが、貸出や返却は可能です。皆さんも、お近くの図書館が開いていたら、たくさん本を借りて読書を楽しんでくださいね!

 

ちなみに、私が勤める書店も、通常通り営業してます・・・

大阪や近隣の書店で休業しているところも多いので、お客さんが増加してます。ステイホームで本が必要な方も多いですし、子ども用の問題集などを買い求めるお客さんも多いです。しっかりと感染対策をしながら営業し、皆さんに必要な本をお届けしたいと思います。

(書店やその他のお店でお買い物される時は、しっかり感染対策をして、少人数・短時間でお願いします!)

 

オンライン教材を手軽に

学校が休校になっている地域では、小中学校でもオンラインで授業を行っている学校も多いですよね。

休校でなくても、家にいる時間が長くなっている子どもたちは、だらだらとゲームをしたり、テレビや動画サイトなどを見て過ごしていせんか?

 

親としては、動画を見るなら少しでも勉強に役立ちそうな動画を見てほしいですよね。そんな時に役立ちそうなサイトを見つけたのでご紹介します。

 

先日、通産省経済産業省)が開設したウェブ図書室「STEAM(スティーム)ライブラリー」です。

(「STEAM(スティーム)ライブラリー」の詳細はこちらをご覧ください↓)

www.steam-library.go.jp

 

小中高の先生や児童・生徒に向けた、デジタル教材を集めたウェブサイトです。東京理科大Z会などの民間企業など24団体が協力して、63テーマのデジタル教材を集めています。

教材は、サイトに登録すると動画や文書を無料でダウンロードできますが、登録しなくてもウェブ上で気軽に見ることができます。

 

STEAM(スティーム)って?

「STEAM(スティーム)ライブラリー」の“STEAM”は、科学、技術、工学、芸術、数学の英語の頭文字をとった言葉で、最近、教育界で注目されている言葉です。

 

「課題を自ら発見し、解決策を考えることができる力の育成を目指す教育」のことを指すようで、欧米や中国などでは先行して広まっていますが、日本ではまだあまり一般的に知られていないようです。

 

「STEAM(スティーム)ライブラリー」では、上記の科学、技術、工学、芸術、数学の英語のほか、国語、社会、理科、保健体育など科目でもコンテンツを検索でき、「貧困をなくそう」「飢餓をゼロ」などSDGsのテーマでも検索できます。お子さんの興味のある分野の動画を、気軽に見ることができますよ。

 

わが家では、次男が卓球をしているので、『スポーツにおけるデータ分析』の中の「卓球におけるプロのデータ分析方法」と「 卓球におけるプロのデータ分析を体験」というコンテンツを見ていました。これは中高生向けで、結構、本格的な内容でした。

 

小学生向けコンテンツ

ざっとコンテンツを見た感じでは、中学生と高校生向けの動画が多いようですが、小学生向けのものや、ステイホームのこの時期にぴったりの動画もあります。

 

おうちでできる運動を紹介した「オンライン体育」や「食育」の動画はまさにそれ。他に、『グリム童話ラプンツェル」を科学的に考えよう』『人類は宇宙で生き抜いていくことができるのか』など、面白そうなコンテンツもあります。

 

英語版と日本語版の両方があるコンテンツもあるので、中学生以上はリスニングの勉強にもなりそうです。

 

無料なので、興味があれば、親子で見てみてくださいね。

www.steam-library.go.jp

 

 

『2021本屋大賞』受賞作と書店の裏話

本好きの人にとっては大注目の『本屋大賞』。

2021年の受賞作品が4/14に決定しましたのでご紹介します! 

(受賞作についての書評はほかでも読めると思いますので、ここではおまけとして書店の裏側をご紹介します。)

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本屋大賞について

本屋大賞』は全国の書店(古本屋ではなく新刊を扱う書店)で働く書店員さんの投票によって決定される賞です。過去一年間で書店員さん自身が読んで「面白かった」、「お客様にも薦めたい」、「自分の店で売りたい」と思った本を投票し、まずノミネート10作品が決定。その後の二次投票では、すべてのノミネート作品を読んだ上でベスト3を推薦理由とともに投票するというシステムです。

 

今年の『本屋大賞』では、一次投票には546人の書店員さん、二次投票では355人の書店員さんから投票があったそうです(ちなみに私は投票していません)。

 

芥川賞直木賞などほかの大きな文学賞は、大御所の作家さんが審査員をされている場合が多いですが、『本屋大賞』は本とお客さんを結ぶ立場にある書店員さんが選ぶ賞。出版業界を盛り上げるために、「売り場からベストセラーをつくる!」という思いで創設された賞でもあります。

 (『本屋大賞』についての詳細はこちらをご覧ください)

 

2021年の受賞作品

対象作品は、2019年12月1日〜2020年11月30日の間に刊行された日本の小説です。他に翻訳小説部門と発掘部門(ジャンルを問わず、2019年11月30日以前に刊行された作品)もあります。

 

ノミネート10作品は2021年1月21日に発表され、二次投票がスタート。2月28日に二次投票が締め切られ、4月14日に結果発表がありました。

以下、受賞作品名と著者、出版社をご紹介します。

 

大賞

『52ヘルツのクジラたち』

町田 そのこ・著 中央公論新社

(今日の時点でAmazonランキング1位になってます↓) 

52ヘルツのクジラたち

52ヘルツのクジラたち

 

 

2位 『お探し物は図書室まで』青山 美智子・著 ポプラ社

お探し物は図書室まで

お探し物は図書室まで

 

 

3位 『犬がいた季節』伊吹 有喜・著 双葉社

犬がいた季節

犬がいた季節

 

 

4位 『逆ソクラテス』伊坂 幸太郎・著 集英社

逆ソクラテス (集英社文芸単行本)

逆ソクラテス (集英社文芸単行本)

 

 

5位 『自転しながら公転する』 山本 文緒・著 新潮社

自転しながら公転する

自転しながら公転する

 

 

6位 『八月の銀の雪』伊与原 新・著 新潮社

八月の銀の雪

八月の銀の雪

 

 

7位 『滅びの前のシャングリラ』凪良 ゆう・著 中央公論新社

滅びの前のシャングリラ

滅びの前のシャングリラ

 

 

8位 『オルタネート』加藤シゲアキ・著 新潮社

オルタネート

オルタネート

 

 

9位 『推し、燃ゆ』宇佐見りん・著 河出書房新社

推し、燃ゆ

推し、燃ゆ

 

 

10位 『この本を盗む者は』深緑 野分・著 KADOKAWA

 

 以上、10作品です。気になる本はありましたか? 

書店での対応

私が勤めている書店では、ノミネート作品が発表されてから、文芸書の一角にノミネート作品を集めたコーナーが作られました。そして各出版社からは「本屋大賞ノミネート!」と新たに印刷した帯をつけた重版本が取次経由で続々と入荷。

本屋大賞』のサイトからポスターやPOPなどの拡材がダウンロードできるので、各書店さんも各自で拡材を用意して、目立つようにコーナーを作られているところが多いと思います。

 

結果発表の翌日は、文芸担当のスタッフさん(私は文芸担当でななく、実用書担当です)がたまたまお休みだったので、他のスタッフが結果をプリントアウトして、当店での現在の在庫をチェックして記入。お客さんから問い合わせがあったときに、すぐに答えられるよう用意していました。

 

結果発表をきっかけに、これらの本がたくさん売れるといいな~。 今日は私がお休みですが、また明日以降、『本屋大賞』受賞作品の売れ行きをチェックしようと思ってます!

 

皆さんも、「何か小説を読みたいな」と思ったときなどにぜひ参考にしてくださいね!

 

今日も当サイトをお読みいただき、ありがとうございます!

漢字の効率的な覚え方②【学年別・タイプ別】

漢字の効率的な覚え方について以前にご紹介しましたが、『小学校で習う漢字の総復習』についての内容でしたので、今回は低学年からの覚え方についてまとめてみました。

 

(過去記事はこちらをご覧ください↓)

dokusho-coach.com

 

 

学年別の覚え方

<1・2年生>

五感を使って覚える

声に出したり、指で漢字をなぞったり、空中に書いてみたりしながら覚える。

(ポイントは楽しく体を動かしながら!)

 

こんなカードがおすすめです↓

 

 

 

<3・4年生>

漢字の意味や成り立ちを学びながら覚える

その漢字がどのようにしてできたか、どんな意味があるのかなどをエピソードを交えながら学ぶと覚えやすい。

(論理的思考ができるようになり、想像力も発達してくる時期。このくらいの時期から漢字への興味や学力に差がつきはじめるようです)

 

<5・6年生>

漢字の意味を熟語で覚える

ある漢字を何度も書いて覚えるよりも、漢字の意味を熟語と関連させて覚えていく方が覚えやすい。

(例えば、5年生で習う「夢」という漢字なら、「悪夢」「夢中」などその漢字の意味を関連づけて熟語として覚える)


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 長男が愛用していた漢字辞典(「島村式 小学漢字学習辞典」偕成社)より

 

タイプ別の覚え方

お子さんのタイプに合わせて、効率的な覚え方を試してみてください。

 

<視覚情報を入れるのが得意なタイプ>

言葉で伝えたことが理解しにくかったり、すぐに忘れてしまうというお子さんは、目で見た情報の方が頭に入りやすいのかもしれません。そのようなタイプは、カードなどを使って漢字の輪郭をイメージしながら覚えたり、漢字をへんやつくりなどに分解して覚える方法が向いているようです。

 

わが家でも使っていたカード。カルタで遊びながら漢字が覚えられます↓

 

<聴覚情報を入れるのが得意なタイプ>

一方、目で見るより耳で聴く方が得意というお子さんは、口で唱えながら覚える方法がいいようです。漢字を分解して、歌や呪文のように声に出しながら、自分の耳で聴いて覚えていきます。

 

呪文のように漢字や筆順が覚えられます↓

 

ダメな覚え方

学校での漢字学習や宿題などでも取り入れられている方法でも、非効率な方法があります。

・「漢字を○○字以上、書きなさい」とたくさん書かせる方法→単なる作業になってしまい覚えられない

・同じ字を繰り返し書かせる→反復学習は記憶定着に向いているとは言えず非効率

 

効率的な覚え方

漢字をいきなり書いたり、何度も繰り返し書くのではなく、

  1. お手本をしっかり見る
  2. 書き順・トメはねに気をつける
  3. お手本を見ないで書いてみる
  4. 間違えたところを意識して書き直す

以上を3回ほど度繰り返す。たったこれだけで、かなり効率よく漢字が覚えられます。

さらに、覚えた漢字をどんどん使っていくために、作文や日記、手紙などを書く作業(アウトプット)をすることで、記憶が定着していきます。

 

漢字の読みや意味、使い方については、本を読むことでも身についていくので、どんどん本も読んでくださいね!

 

【参考サイト】

kobetsu123.jp

soctama.jp

中学・高校の先生が選ぶ「君に贈る本大賞」決定!

全国の中学校・高校の先生たちが生徒に薦めたい本を選ぶ「キミ本(君に贈る本)大賞」(読売中高生新聞主催)の受賞作品が3月に決定しましたのでご紹介します。

(今回からカテゴリーに<おすすめ本【中高生】>を追加しました!)

 

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読む本に悩んだら先生おすすめの本を!

 

<第1位>
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー ブレイディみかこ・著 新潮社

 

<2位>
下町ロケット 池井戸潤・著 小学館

十二国記」シリーズ 小野不由美・著 新潮社

みをつくし料理帖」シリーズ 高田郁・著 角川春樹事務所

 

<3位>
カラフル 森絵都・著 文芸春秋

海賊とよばれた男 百田尚樹・著 講談社

線は、僕を描く 砥上裕將・著 講談社

夜と霧 新版 ヴィクトール・E・フランクル・著 みすず書房

」シリーズ 上橋菜穂子・著 新潮社

置かれた場所で咲きなさい 渡辺和子・著 幻冬舎

 

以上、10作品です。

(「キミ本大賞」についてはこちらをご覧ください。)

 

1位の「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」は私も以前に読んでよかった本なので、いずれご紹介したいと思っていました。

 

この本はノンフィクション作品で、2019年の「ノンフィクション本大賞(本屋大賞)」にも選ばれています。イギリスの階級社会や人種差別などをあつかっていますが、母親目線で書かれた息子の成長物語でもあるので読みやすく、読後感もとても爽やかです。

 

日本にずっと住んでいるとわからないこと、感じることのないことなどが多く描かれているので、大人が読んでもとても勉強になります。この本を選んだ先生同様、これからいろんな人に出会い、いろんな問題に直面していく中高生にはぜひ読んでほしい!と私も思います。

自分の体験と照らし合わせたり、感じたことや考えを述べやすい本なので、中高生には読書感想文の本としてもおすすめです。お子さんがまだ小さい場合は、まずは親御さんが読んでみてくださいね!

 

この本の詳細はこちらをご覧ください↓

 

 

漢字の効率的な覚え方①【総復習】

最近気になったネットニュースの紹介と、「漢字が苦手」「なかなか覚えられない」というお子さんに参考にしてほしい勉強法をご紹介します。

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「漢字が苦手」を克服しよう!

漢字学習について

先日、読解力や漢字学習について書かれた気になるネットニュースを見つけました。

 

百マス計算でもおなじみの隂山英男先生監修の「小学校の漢字の総復習が7日間でできる本」からの抜粋記事ですが、漢字をどのように覚えていくのが効率的か、など、漢字が苦手な小中学生が参考にできる内容がいろいろと書かれていました。

 

東洋経済オンライン(2021/04/04)より↓

toyokeizai.net

 

少しご紹介すると、まず私が気になった漢字の定着率について。

1年生や2年生は9割以上定着しているそうですが、3年生では8割を切り、4年生以上では7割以下、というのが全国的な平均だとか。

中学生の大半がきちんと「教科書を読めていない」という現状を以前の記事でも紹介しましたが、漢字の読み書きがきちんとできていないことも、教科書が読めない要因になっているのだと思います。

(過去記事はこちらをご覧ください↓) 

dokusho-coach.com

 

また、漢字の読み書きが苦手だと、国語の成績が伸びないのはもちろんのこと、社会科においてもテストで高得点を取るのが難しくなるということ。

 

地理では都道府県や県庁所在地などを正しく書かないといけないですし、歴史でも人物や用語の名前には難しい漢字が多く使われています。

 

2020年4月から小学校で習う漢字が20字増え、都道府県名などに使われる難しい漢字も覚えなければいけないようになりました。ここでつまずくと、中学校からの地理の勉強でも苦労することになります・・・

 

隂山先生直伝の勉強法

漢字学習の効率的な方法としては、覚えたい漢字の読み書きがきちんとできているか、一通りドリルなどでチェックしてから、できていない(覚えていない)漢字だけをピックアップし、繰り返し覚えられるまで集中して覚えていくという方法。

 

 先の定着率の話から考えると、仮に6年生で6割くらい定着しているとすると、残りの4割を集中して覚えていけばいいということです。

 

基本的なことですが、通常の漢字学習では、覚えている字と覚えていない字を区別せずに学習するので、とても効率が悪くなってしまいます。

 

現在、小学生で習う漢字は1026字なので、4割だと400字ちょっと。頑張ればなんとか覚えられそうですよね!

 

総復習はコレで

中学校入学前の総復習だけでなく、中学校の勉強に不安がある場合や高校受験前などにも、隂山先生監修の「小学校の総復習が7日間でできる本」を活用してみてはどうでしょうか(このシリーズには他の教科や中学校入学前の予習ができるものもあります)。

 

小学校で習うすべての漢字を復習しながら、「本当に大事な漢字」「間違えやすい漢字」を重点的に学べる構成で、新たに習う都道府県の漢字や社会科の知識(都道府県の位置など)も学べる内容になっています。

「効率的かつ効果的に総復習する」のに特化し、取り組みやすくなっているので、勉強が苦手なお子さんにもおすすめですよ!

 

この本の詳細はこちらをご覧ください↓

Amazonの「小学生の国語」部門で上位に入っています)

 

小学生の読書習慣作り必勝法

こんにちは!新年度がはじまりましたね。

最近は、大人や少し大きい子向けの本の紹介が多かったので、今回は小学生向けの読書法や本をご紹介します。

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入学や進級のお祝いに本を

 自分で本を選ぶ

春休み、真っ最中ですね!お子さんのいるご家庭は、どのように過ごされているでしょうか?

今年はコロナ禍で旅行や帰省、お出かけもあまりできず、おうちにいることが多いという方々が大半かと思います。

 

春休みと言えば、進学や進級にともなうクラス替えがあって“宿題がない”というイメージでしたが、今はどうでしょうか?

次男の中学校ではしっかりと宿題が出て、「新学期に旧クラスで提出!!」と言い渡され、あせっている最中です・・・

塾の春期講習などで忙しい、というお子さんも多いかもしれませんが、少し時間に余裕があるなら、ぜひ読書を楽しんでほしいと思います。

 

春休み中に最低1冊、子ども自身に本を選ばせ、読ませてみてください。書店でも図書館でもいいので、一緒にでかけて、じっくりと1冊選んでくださいね。「進級のお祝いに本を買ってあげるよ」というきっかけでもいいと思います。

その際、なるべく親が選んだり、決めたりすることは控えて、お子さん自身が「読みたい本」を選ぶのが理想です。もし、まったく選べない場合は、多少親御さんの誘導が必要ですが。

1冊が決まったら、自分で読めるお子さんは自分で、読み聞かせしてほしいお子さんは親御さんが読んであげてくださいね。

 

親子の会話で能力アップ

読後には、その本が「面白かったか、面白くなかったか」など、親御さんが聞いてみてください。自分で選んだ本が面白かったら、とてもうれしくなりますし、面白くなかった場合も、子ども自身が「次に買うときはこうしよう」と気づくことができます。

 

さらに、「どこが面白かった?」「どの登場人物が好き?」「○○ちゃんだったら、こんな時はどうする?」「だれにこの本をおすすめしたい?」などなど、いろいろ聞いてみてくださいね。

 

まずは本を読むこと。そして自分で感じ、考えること。それを人に伝えること。

 

そのような作業が、お子さんの能力をぐんぐん伸ばすきっかけになるはずです。

 

新学年に合わせて

一緒に本を選ぶ時間がない、お子さんがあまり本に興味を示さない、という場合は、小学生にぴったりの本を、「進級のお祝い」としてプレゼントしてみてはどうでしょうか?

 

学研から出ている「よみとく10分」シリーズは、小学生に人気のシリーズで、今の時期はよく書店でも店頭キャンペーンをしています。

各シリーズ、小学1年生から6年生まで揃っているので(「なぜ?どうして?科学のぎもん」は2年生まで)、お子さんの学年を選べば間違いはなし。名作や楽しいお話、科学のお話など、お子さんの好きそうなジャンルにあわせて選べます。

  • 10分で読める名作 1年生~6年生
  • 10分で読めるお話 1年生~6年生
  • 10分で読める物語 1年生~6年生
  • 10分で読める伝記 1年生~6年生
  • 10分で読めるわらい話 1年生~6年生
  • なぜ?どうして?科学のお話 1年生~6年生
  • なぜ?どうして?科学のぎもん 1年生~2年生
  • なぜ?どうして?身近なぎもん 1年生~6年生

どれか読んでみて面白かったら、同じ学年の別のシリーズを読みすすめることができますし、進級したら上の学年の本を読むことができます。

どれも10分ほどで読める短いお話がたくさんのっているので、気軽に読めるはずです。

まずはこんなシリーズから、読書習慣をつけていってくださいね。

 このシリーズの詳細はこちらをご覧ください↓